2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

根昆布

○根昆布 根昆布とは、昆布の根元寄りの固い部分を指す呼び方で、昆布の種類ではない。従来は商品価値が低いために廃棄されていたのであるが、カルシウム、ヨードなどのほか、ぬめりの成分である食物繊維のアルギン酸など特筆すべき機能成分の宝庫であること…

プロテイン

○プロテイン プロイテンとは英語でタンパク質のことであるが、健康食品として捉えた場合は、特に高タンパク質といった意味合いを持つ。 タンパク質は摂取する絶対量も大事だが、必須アミノ酸の含有バランスが大切で、この条件を満たした食品が高タンパク食品…

りんご酢(バーモントリンゴ酢)

○りんご酢(バーモントリンゴ酢) リンゴ酢が健康食品として、広く知られるようになったのは、アメリカからバーモント療法が紹介されてからである。カナダとの国境に近いバーモント州には古くから伝えられた民間療法があり、そのせいか、アメリカで最も長寿…

杜仲茶

○杜仲茶 神農本草経に上薬として収載されている杜仲は、中国西南部原産トチュウ科の落葉高木トチュウの樹皮である。古くから不老長寿の高貴薬として珍重され、現代中国の医薬処方(中薬)にも用いられているが、樹皮とは別にの葉の部分にも薬効が期待され、…

柿の葉茶

○柿の葉茶 柿は奈良時代に中国から渡来したもので、古くは柿の葉、柿シブ、ヘタ、花などがそれぞれ民間薬として珍重されたため、一部には「柿の実が赤くなれば、医者は青くなる」という言い伝えもあったほど。この柿の葉が健康食品の一つとして注目されるよ…

メロン・グリアディン複合エキス(オキシカイン)

○メロン・グリアディン複合エキス(オキシカイン) メロンは、抗酸化酵素のSODを豊富に含む果実の一つだが、中でも南フランス・アヴィニョン地方で、栽培されているヴォークルシアン種は、普通のメロンと比べて抗酸化力が格段に強いことが知られている。…

八つ目うなぎ

○八つ目うなぎ 八つ目うなぎは海峡で、目は2つしかないが、目の後ろにエラ穴が7個並んでいて一見すると8つもあるように見えるのでこの名がついたようだが、うなぎ(うなぎ科)とは違ってヤツメウナギ科に属する。夏バテを防ぐスタミナ食として良く知られ…

カバノアナタケ(チャーガ)

○カバノアナタケ(チャーガ) チャーガはタバコウロタケ科のキノコで、カバノアナタケとも呼ばれる。カバナタケ、白樺茸という異名もある。白樺や岳樺などカバノキ科の木肌の割れ目に寄生して菌糸を伸ばし、木質を腐食しながら菌核を形成する。菌核は石炭の…

アラビノキシラン

○アラビノキシラン いわゆる健康食品、機能性食品の中には、医薬品に肉薄する内容を持つものも多いが、このアラビノキシランも良く管理された操作を経て米糠から分離抽出されたヘミセルロースを、さらに酵素反応によって変性させて得られた機能性多糖の一種…

玄米酵素

○玄米酵素 玄米は生きた米といわれる。これは、精製した白米には発芽する能力がないことに対する違いを、端的に表現した言葉である。例えば、玄米に水を与えれば発芽するが、白米は腐敗してしまう。これは胚芽部がついているか、いないかによる。そしてこれ…

サンザシ(山査子)

○サンザシ(山査子) 山査子は漢方薬の平胃散や緒苓湯に加味される生薬としてよく知られているが、18世紀前半に朝鮮半島から薬用植物として渡来以来、日本ではもっぱら観賞用の庭木として定着した。バラ科の落葉性低木で、複雑に枝分かれして棘が多い。春…

メシマコブ菌糸体

○メシマコブ菌糸体 メシマコブ菌糸体培養技術を完成させた韓国では、その薬理研究が産学協同で進められ、開発された製剤は1993年に韓国政府から抗ガン剤の認可を受けた。そしてこの開発研究は韓国内で高く評価され、兪益東(韓国生命工学研究所)は98…

メシマコブ

○メシマコブ メシマコブは担子菌類タバコウロコタケ科キコブタケ属のキノコで、メシマコブという和名は男女群島(長崎県)の女島に多くの野生株が見られたことに由来する。桑の古木に寄生して、コブ状から次第に扇状に育ち、通常は傘の直径が8〜12cm、…

アマチャヅル茶

○アマチャヅル茶 アマチャヅル(甘茶蔓)はウリ科の多年草蔓草で、日本のどこにでも、特に産地やヤブ際などに生えている。有名になるまでは雑草としてみられて、ほとんどかえりみられなかったのであるが、1977年、徳島文理大学薬学部の竹本常松が日本生…